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idコマンドでユーザIDとグループIDを確認


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■idコマンドでユーザIDとグループIDを確認

ユーザのユーザIDや紐づいているグループ及びグループIDを確認するにはidコマンドを使用する。自身のIDを確認したい場合は引数は不要。またアカウントが存在するかどうかの確認にも使える。

$ id {ユーザ名}
サンプル(ユーザhogehogeのid情報を確認する)
$ id hogehoge
uid=149387430(hogehoge) gid=147368959(itops) groups=147368959(itops),1947363857(itadmin)

上記の場合、hogehogeのユーザID(uid)が149387430、グループはitopsグループitadminグループに所属しており、それぞれのグループID(gid)は1473689591947363857ということになる。 このユーザは2つのグループに紐づいているが、プライマリグループがitopsとなっているので、ファイルやディレクトリを作成するとitopsグループで作成される。

基本的にこのidコマンドだけですべての情報がみれるが、プログラムからIDや名前を扱いたい場合は以下のオプションが利用できるかもしれない。 uオプションはユーザ情報gグループ情報(プライマリ)Gグループ情報(全て)nIDではなく名前で表示というオプションである。(nは組み合わせで使用)

ユーザのユーザIDのみ表示
$ id -u hogehoge
149387430
ユーザのユーザ名のみ表示
$ id -un hogehoge
hogehoge
ユーザのグループIDのみ表示(プライマリグループ)
$ id -g hogehoge
147368959
ユーザのグループ名のみ表示(プライマリグループ)
$ id -gn hogehoge
itops
ユーザのグループIDのみ表示(紐づくグループ全部)
$ id -G hogehoge
147368959 1947363857
ユーザのグループ名のみ表示(紐づくグループ全部)
$ id -Gn hogehoge
itops itadmin


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