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EclipseでJUnitを使う方法


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■EclipseでJUnitを使う方法

サンプルプログラムを使ってEclipseでJUnitのテストを実施してみる。 (前提としてJUnitはJUnit4を使用し、Eclipseプロジェクトは作成済みとする。)

なおEclipseはデフォルトでJUnitを利用できるため、jarのダウンロードなどは不要。


1.サンプルプログラムの作成

まずはテスト対象クラスとテストクラスを作成する。(JUnitの導入&サンプルプログラムで使用したものとほぼ同じ)

テスト対象クラス(Sample.java)
package test;
public class Sample{
    public String appendComma(String value){
        return value + ",";
    }
}
テストクラス(SampleTest.java)
package test;

import static org.junit.Assert.assertEquals;
import org.junit.Test;

public class SampleTest{
    @Test
    public void testAppendComma(){
        Sample sample = new Sample();
        String retValue = sample.appendComma("abc");
        assertEquals("abc,", retValue);
    }
}

2.テスト用のソース・フォルダーを作成

次にEclipseで、テストプログラムを配置するフォルダを作成する。

[手順]

  1. プロジェクトを右クリック > 新規 > ソース・フォルダー
  2. (フォルダー名)にテストに使用するフォルダ名を入力
  3. 「完了」ボタンを押下

メモ

このあとsrctest配下にテスト対象クラスと同じパッケージを作っていき、そこにテストクラスを配置することになる。


2.JUnitへのビルドパスを追加する。

[手順]

プロジェクトのプロパティ右クリック > Javaのビルド・パス > ライブラリタブ > ライブラリーの追加

「JUnit」を選択

「JUnit4」を選択して完了→ビルドパスに追加される

補足

JUnitのテストクラスは下記画像のようにウィザードからも作成できる。その際JUnitのライブラリがビルドパスに無い場合、ライブラリを追加するように誘導してくれる。 慣れてくるとウィザードより手で作成(あるいはコピー)する方が速いので、今回は手動で作成する手順を紹介している。


3.テストクラスを配置する。

テスト対象クラスと同じパッケージを作成し、そこにテストクラスを配置する。

[手順]

  1. 「srctest」を右クリック > 新規 > パッケージ
  2. (名前)にテスト対象クラスと同じパッケージ名を入力(今回は「test」を入力)
  3. 「完了」ボタンを押下
  4. 作成されたフォルダにテストクラスを配置


4.テストクラスを実行する。

テストクラスを右クリック > 実行 > JUnitテスト

エラーがなければ緑色のバーが表示される。

エラーがあれば赤色のバーが表示される。



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