サンプルプログラムを使ってEclipseでJUnitのテストを実施してみる。 (前提としてJUnitはJUnit4を使用し、Eclipseプロジェクトは作成済みとする。)
なおEclipseはデフォルトでJUnitを利用できるため、jarのダウンロードなどは不要。
まずはテスト対象クラスとテストクラスを作成する。(JUnitの導入&サンプルプログラムで使用したものとほぼ同じ)
package test;
public class Sample{
public String appendComma(String value){
return value + ",";
}
}
テストクラス(SampleTest.java)
package test;
import static org.junit.Assert.assertEquals;
import org.junit.Test;
public class SampleTest{
@Test
public void testAppendComma(){
Sample sample = new Sample();
String retValue = sample.appendComma("abc");
assertEquals("abc,", retValue);
}
}
次にEclipseで、テストプログラムを配置するフォルダを作成する。
[手順]
このあとsrctest配下にテスト対象クラスと同じパッケージを作っていき、そこにテストクラスを配置することになる。
[手順]
プロジェクトのプロパティ右クリック > Javaのビルド・パス > ライブラリタブ > ライブラリーの追加
「JUnit」を選択
「JUnit4」を選択して完了→ビルドパスに追加される
JUnitのテストクラスは下記画像のようにウィザードからも作成できる。その際JUnitのライブラリがビルドパスに無い場合、ライブラリを追加するように誘導してくれる。 慣れてくるとウィザードより手で作成(あるいはコピー)する方が速いので、今回は手動で作成する手順を紹介している。
テスト対象クラスと同じパッケージを作成し、そこにテストクラスを配置する。
[手順]
テストクラスを右クリック > 実行 > JUnitテスト
エラーがなければ緑色のバーが表示される。
エラーがあれば赤色のバーが表示される。